2023年のJAF 車両規定がJAFモータースポーツから発表になっています。

2022年との比較表での発表になっていて、見やすいです。
大まかな比較、変更は下記の通りです。(JAFスポーツ抜粋)

全5部門となった全日本選手権 FSー125はJAF部門とCIK部門に・・・
全日本選手権では従来のフォーミュラスーパー125(FS125)部門に代えて「FS125CIK部門」と 「FS125JAF部門」を新設。
全日本はOK部門、フォーミュラピストン3(FPー3部門)、EV部門と合わせて全5部門となった。 尚、FSー125CIK部門とFS125JAF部門は、競技車両はともに 「JAF競技車両規則41条に定めるFSー125」と同一。
ドライバーの出場資格も「国内A以上または国際Fライセンス所持者」と同一だ。
この変更に伴い、全日本選手権は「全日本選手権OK / FSー125JAF/ FP3部門」のふたつに大きく区分され それぞれ3競技会以上5競技会以内のシリーズ戦が行われることとなった。
これらは原則として1コース1競技会なのだがOK/FS125CIK部門とFS125JAF/FP3部門を同一コースで1競技会ずつ 開催することが認められている。
OK/FS125CIK部門のレースでは各ヒートの合計を「最短60Kmまたは60分/最長120Kmまたは120分」と規定。
従来のOK/FS125部門の最短30kmまたは30分/最長90kmまたは90分」から大幅にえんちょうされている。
シリーズ形式は2022年と同じで地域区分を設けず全国1シリーズ制、1競技会2レース制で競技会が実施される。 東西2地域制を廃止して全国1シリーズ制を採用・・・
FS125JAF/FP-3部門ではレースの各ヒートの走行距離は「最短30kmまたは30分/最長90kmまたは90分分」 で、従来のFS125/FPー3部門から変更なし。
大きく変わるのはシリーズの形式で2022年までの東西2地域制を廃止し地域区分の無い全国1シリーズ制「1競技会2レース制」 が採用された・・・
これに伴い、シリーズ最終戦の役割を果たしていた東西統一最終戦は姿を消すことになった・・・
FS125JAF/FP-3で、もう一つ目新しいのは選手権の有効得点システムで、2022年までのFS125/FP-3では 成立したレース数の75%(少数点以下四捨五入)の集計でシリーズの順位が決定されていたが、2023年の全日本 選手権FS125/FP3部門では50%(小数点以下四捨五入)の集計でシリーズの順位が決定される。
これは選手権は狙いたいが、多くの大会に参加することが難しい選手にとっては朗報だろう。
又、FP3部門では出場資格も改正・・・
従来の「国内A以上または国際Fライセンス所持者」に加え前年度のジュニア選手権「FP・jr」部門の各シリーズ総合1位の ドライバーは当該年度13歳であれば国際Gライセンスで参加が認められる。
ジュニアとジュニアカデットの2部門になったジュニア選手権・・・
ジュニア選手権も2023年に大きく姿を変える。
まず、従来のFPーjr部門を「ジュニア部門」に変更、 FPーjrカデット部門を「ジュニアカデット部門」に変更 出場資格については両部門ともにジュニアBライセンスで当該年11歳以上 ジュニアカデット部門では同8歳以上となった。
(それぞれ1歳引き下げられた) それらの選手権は一つまたは複数のカートコースに於いて一つのシリーズを構成する「コースシリーズ」 と全日本選手権FSー125/FP-3部門に併催されるシリーズの2つで構成される。 以上が2023年の主なる日本カート選手権規定と国内カート規定である。 詳しくはさらに各自調べていただき、2023年に向けて遺漏ないように準備願いたい。