ベッテル、古巣レッドブルのホーナー解任に驚き「彼はチームの中心だったし、残した足跡は大きい」

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元F1ドライバーのセバスチャン・ベッテルは、古巣のレッドブルからクリスチャン・ホーナーが離脱したことに「驚いた」と語った。  ホーナーは7月9日にレッドブル・レーシングのCEO兼チーム代表を解任され、和解合意に達した9月22日に正式にチームを去った。その後任には、レーシングブルズの代表だったローレン・メキーズが就任した。  ベッテルは、チーム代表としてホーナーが率いるレッドブルで2010年から2013年にかけて4度のチャンピオンを獲得している。彼はホーナーが、メキーズ新代表に”大きな足跡”を残したと考えている。  サンパウロGPに訪れたベッテルは、「驚いたよ。クリスチャンは最初からずっとチームにいて、このチームを隅々まで知っているからね」とスカイスポーツF1に語った。 「今年は全てが整っていたと思う。ローレンも知っているし、彼の成功も知っている。彼とは一緒に仕事をしたが、本当に素晴らしい人物だ。しかしクリスチャンが残した足跡は大きい。チームで成し遂げた数々の成功だけがその理由ではない。彼がチームの中心的存在だったからだ。彼は状況を把握していたし、そういう存在だった」 「僕は組織や構造、そして特に将来の計画について完全には把握していない。でもその点については、結果が出るまで待ってみようと言うのが妥当だと思う」 ホーナーとレッドブルが合意に達した和解契約では、他チームで適切なポジションが見つかった場合、2026年にもF1に復帰できると理解されている。しかし、それはなかなか難航しているようだ。  アストンマーティンのチーム代表、アンディ・コーウェルは、シンガポールGPに先立ち、次のように説明している。 「今朝、ローレンス(アストンマーティンF1のオーナー、ローレンス・ストロール)と話をし、彼が何を知っているのかを確認した」 「クリスチャンは、現在、ほぼすべてのチームオーナーに電話をかけているようだ。クリスチャンが将来、我々の運営や投資の役割に関与する計画はまったくないと、はっきりと申し上げることができる」  アストンマーティンの他にも、フェラーリやハースもホーナーの加入を否定しており、ホーナーのF1復帰は遠そうだ。