角田裕毅、今季はレッドブルF1のリザーブドライバーに? 岩佐歩夢もレーシングブルズで同職就任の噂「いい報告ができれば」

ニュース記事引用・・・


角田裕毅はレーシングブルズから2025年シーズンのF1を戦いつつ、親チームにあたるレッドブル・レーシングのリザーブドライバーも務めるようだ。  角田はF1参戦4年目となる2024年シーズンで自己最高位となるドライバーズランキング12位を獲得。翌シーズンに向けて、レッドブル・レーシングへの昇格をチームメイトのリアム・ローソンと争ってきた。昨年末のポストシーズンテストではレッドブル・レーシングのRB20を走らせたが、結果的にローソンに先を越されることとなった。  レッドブル・レーシングは、マックス・フェルスタッペンとローソンというコンビで2025年シーズンを迎えることになるが、motorsport.comの調べでは、角田はレーシングブルズで同じF1グリッドに並びながら、親チームでリザーブドライバーの役割も務めることになるようだ。  フェルスタッペンやローソンに万が一の事態が発生した場合には、角田が代役のファーストチョイスとなるはずだ。  レギュラードライバーが代役として別チームのマシンに乗るという事例は過去にもあり、2020年のサヒールGPではルイス・ハミルトンがCOVID-19陽性となったため、メルセデスは当時ウイリアムズに所属していた育成ドライバーのジョージ・ラッセルを起用。ラッセルの抜けた穴にはジャック・エイトケンが入った。  またレッドブルとホンダの育成プログラムに所属する岩佐歩夢は2025年に向けて、レーシングブルズのリザーブドライバーに就任し、角田やアイザック・ハジャーに不足の事態が発生した場合に備えることとなるようだ。  レッドブルのドライバー育成をモータースポーツアドバイザーとして率いるヘルムート・マルコは既に昨年9月の時点で、岩佐が2025年もスーパーフォーミュラに参戦しつつ、レーシングブルズのリザーブドライバーを務めることになるとmotorsport.comに明かしていた。  また昨年末の時点では、岩佐が「いつF1でのチャンスが巡ってきても戦える準備をしていく」中で、2025年も引き続きレーシングブルズ(昨年はRB)でシミュレータ作業を行なう旨がホンダ・レーシングの渡辺康治社長から明かされていたが、2025年の岩佐の肩書は“リザーブドライバー”になると見られている。  1月29日(水)に内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞で新人賞に選ばれた岩佐にF1での役割について尋ねると、明確に公言できることはないとしつつも「いい報告」をしたいと示唆した。