FIA F2第1戦サクヒール決勝の分析・・・

今年からにレギュレーションを確認すると、
1レースでドライバーごとにドライタイヤが5セット 準備される。
さらに決勝中に2回のピットインを義務付けられている。
レース中の車の動きを見ると前半は車が非常に重く、
これは燃料が多く入っていることが原因であり ガソリンの重い状態でのテストが足りない選手あるいはチームには、予選での一発タイムと決勝 でのレースタイムに結構の差があり、前方からスタートした選手でも、12周前後で1回目のピットイン 2回目は27周前後のようであり、これはレースの進行状況で時にギャンブルになる。
レース中に車両が危険な状態でストップした場合、イエローフラッグが出てコーション状態となり 走るペースを落とさなければならない。
今回も最初のレース(フューチャーレース)で数人がイエローコーション違反でペナルティーがあった ようで、数人の選手が最後尾の岩佐選手の後ろからスタートしている。
以上の説明は全てが正確ではないと思うが、決勝のライブタイムチャートを見ていた際の私の予測 であるが・・・
以上の内容を事前に理解していただき、岩佐選手のレース内容を分析します。
18番手スタートで5ラップで12位 トップ差9秒・・・ 10ラップで8位、
11ラップで7位 トップ差12秒・・・ ここで上位数台がピットイン・・・
1回目ピットインを岩佐選手は遅らせ、15ラップで1位に浮上・・・
この時点で2位に24秒差・・・ 17ラップタイヤが垂れてきて2位との差22,5秒・・・22ラップでピットイン・・・ ピットアウトで10位で復帰・・・ 20ラップで9位トップ差20,3秒、27ラップで2回目ピットイン7位で復帰トップ差9秒・・・ ここでサービスカーでイエローコーション・・・上位が詰まる・・・ 30ラップでグリーンフラッグ・・・11位 上位陣の渋滞が起こり、正確には分からないが、接触によるマシントラブルでピットイン・・・ そのままレース終了・・・1周遅れの16位かな・・・これでレース終了・・・
しかし、この内容を見る限り次戦からのレースに期待が持てる。 FIA F2は日頃レース開催の少ない、あるいは無いコースも多く、短時間でコースを習熟する ことが必要になるが、そこを克服すればかなり期待できる。 残り12レースもある。早速来週も昨年からF2を開催しているサウジアラビア戦である。 「野獣になりたい」と言っていた岩佐選手がどう変わるかに注目しましょう・・・