パンデミック後の今季型マシン初走行はレーシング・ポイント

新型コロナウイルスのパンデミックによってF1の活動が停止してから初めて
サーキットに出た新車は、レーシング・ポイントのマシンだった。
レーシング・ポイントは17日(水)にシルバーストーン・サーキットで、
今季型のマシンを用いたプライベートテストを実施している。
チームオーナーであるローレンス・ストロールの息子、ランス・ストロールが
ステアリングを握り、改定された2020年スケジュールの一部として8月に2レース
を開催するシルバーストーンで走行。
ヨーロッパで実施される8つのグランプリ以外は、まだ日程が出ていない。
レーシング・ポイントのF1ファクトリーはサーキットと同じシルバーストーンにある。
チームは2回実施できるプロモーション用の撮影日の一つを使用しており、
走行は100kmまでに限定されている。
今季型のF1マシンが走行のために始動するのは、2月にプレシーズンテストが
最終日を迎えて以来のことだった。
レーシング・ポイントは走行の様子を一部公開しており、
その中ではレースを再開するにあたって新たなプロトコルで義務づけられている通り、
メカニックがマスクを着用している様子が見受けられる。