岩佐歩夢のレッドブル・ジュニア加入はホンダの意思表示か・・・

ヤフー記事引用・・・
 GT500とSFに続いて発表されたのは、すでに体制がアナウンスされているインディとF1だった。
佐藤琢磨のビデオメッセージが流れたあとには、2年目にして強豪チーム、チップ・ガナッシのシートを射止めた パロウからも日本のファンに向けてコメントが寄せられた。
 その後のF1では、レッドブルのマックス・フェルスタッペン、アルファタウリのピエール・ガスリー、 そして7年ぶりの日本人ドライバーとしてF1を戦うことが決まっている角田裕毅からもビデオメッセージが寄せられた。
 ご存じのとおりホンダは今季限りでF1活動を終了する。
フェルスタッペン、ガスリーともに、そんなホンダと走る最後のシーズンに向けた意気込みを語ってくれたが、 この発表会の2日前にはうれしい驚きもあった。
それは岩佐歩夢のレッドブル・ジュニアチーム入りのアナウンスだ。
 2019年のスーパーFJ日本一決定戦で勝利をおさめ、同年の鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F) でスカラシップを獲得した岩佐は、昨年、佐藤蓮とともにフランスF4選手権に参戦した。
日本の2019年FIA-F4で14戦中11勝という実績を持つ佐藤が本命と見られていたが、
その下馬評をくつがえしてチャンピオンに輝いたのが岩佐だった。
 岩佐にとっては「初めてのヨーロッパでのレース」だったにもかかわらず、21戦中9勝(計15回の表彰台) という圧倒的な成績でシリーズチャンピオンに輝いた。 その結果、
岩佐は2021年にレッドブル・ジュニアの一員としてFIA-F3を戦う資格を得た。
 ホンダは今季限りでパワーユニット・サプライヤーとしてのF1活動を終了する。
これまでも参戦と撤退を繰り返してきた一方で『世界に通用するドライバーの育成』は、25年以上にわたって継続してきた。 いまは角田がついにF1のシートを獲得し、岩佐がその角田に続こうとしている。 たとえF1活動を終了しようとも『この流れは途絶えさせない』というホンダの意思表示が垣間見えた今季の発表会だった。