岩佐歩夢の評価・・・モータースポーツ記事引用・・・

2022年シーズンに続いて、2023年シーズンもF1直下のFIA F2へDAMSから参戦している岩佐歩夢は、開幕3ラウンドを終えてドライバーズランキング首位に浮上。残りのシーズンに向けて、チームには勢いがあると語っている。  F2参戦2年目の岩佐は第2ラウンドのジェッダ戦スプリント(レース1)で逃げ切り優勝を果たし、第3ラウンドのメルボルン戦では雨の中ポールポジションを獲得。スプリントでは接触に泣いたものの、フィーチャーレース(レース2)では堂々のポール・トゥ・ウィンを果たした。 「フリー走行の最初から良いペースで走れましたし、予選ではコンディションが大きく変わりましたが、マシンは素晴らしく、ポールポジションを獲得することができました。チームの判断で早めにタイヤ交換をして、早く(タイヤ)温度を上げることができたので、他のドライバーよりも早くにペースを上げることができたんです」  チームを介して岩佐はそう語った。 「フィーチャーレースでは良いスタートを切ることができましたし、適切なタイミングでピットへ入り、上手くレースをコントロールすることができました」  開幕3ラウンドで2勝を挙げた岩佐は、計58ポイントでランキング首位へ浮上。ランキング2番手のテオ・プルシェール(ARTグランプリ)との差は8ポイントとなっている。  そして、4月末の次戦バクー以降の残りシーズンへ向けて、チームの勢いは充分と岩佐は言う。 「優勝できて本当に嬉しいですし、マシンは素晴らしかったです」 「今季はラウンドを追うごとに調子を上げられているので、残りのシーズンでもプッシュし続ける準備はできています」  メルボルンのフィーチャーレースでは、フェラーリF1ドライバーのシャルル・ルクレールの弟であり岩佐のチームメイトであるアーサー・ルクレールも3位を獲得。DAMSがダブル表彰台となった。  今季F2昇格を果たしたルクレールは開幕2ラウンドで精彩を欠いたものの、メルボルンではスプリントでの4位に加えて計20ポイントを稼ぎ、ランキング5番手。チームランキングでもDAMSが首位に立っている。  元F1ドライバーであり、DAMSのチームオーナーであるシャルル・ピックは、好結果を収めた第3ラウンドを振り返って次のように総括している。 「我々としては完璧なフィーチャーレースになった」 「アユムは難しいコンディションの中でポールポジションを獲得し、レース(フィーチャーレース)はトラブルフリーで素晴らしい週末を過ごした。一方、アーサーはふたつの素晴らしい結果を出して、その能力を証明した」 「シーズン当初から、自分たちのポテンシャルが高いことは分かっていたから、今回それを証明できたので素晴らしい気分だ」 「この先も長いシーズンが待っているが、ランキングをリードしていることはポジティブなことだ。チーム全員のパフォーマンスにとても満足している。エンジニアはフリー走行から素晴らしい仕事をしてマシンを準備してくれて、ドライバーはコース上で結果を出してくれた。とても嬉しいよ!」 この記事を見ても「とらぬ狸の皮算用・・・」に変化はない・・・