NRUからお知らせです。

ネダレーシングユニオンでは若年層用ペダルの開発を行っています。
基本構造はOTK純正のフットレストと左右のペダル及びペダルベースを使用し、
5ミリ厚のマグイネシウム合金(OTK純正ペダルと同等材質品)プレートを使用し溶接を行って、
軽さにこだわった品質と構造を実現しました。
当社にはアルゴン溶接機がありまして、私自身が溶接を行っています。
子供用と言っても、身長が少し年齢平均より小さい方でも使った方が速い場合が多いですが、
これはヨーイングモーメントが関係しています。
左右ペダルの重量を除いて約0.9キロの軽量化を実現しました。 またマグネシウム溶接を行うことで、全体の硬性と低重量を確保し、このペダルキットを 装着した際のフロントヨーイングモーメントを極限まで少なくすることを実現しました。
このペダルキットの基本構成は、鈴鹿X30クラスでかつて活躍し、同年度にシリーズチャンピオンと シリーズ3位を獲得した選手(FIA F2の岩佐選手と福原選手)が使用したものと同じです。
この二人の選手はカートを引退するまで、ほぼ最後まで使っていました。
左右のペダル操作とハンドル操作のドライビング要素の中で、一番大切なのはブレーキです。
次にハンドル操作、最後のアクセル操作の順番で速さの要素が決定するでしょう・・・
このような操作系の状況で、ブレーキは操作性が最も重要であると思います。
このような「操作系の操作性能」は人間の「足」での操作になるため、非常に重要です。
左足ブレーキのレーシングマシンの基本がカートから始まります。
左足ペダル周りの緩み、遊び、きしみを最小限に抑えていますので、子供のブレーキ操作 の成長を促進します。
写真をあと少しでアップできると思います。
その後、価格等をお知らせいたします。  
  NRU 根田