レッドブルのF1マシンは、”フェルスタッペン専用”として造られたわけじゃない……「僕だって適応する必要があるんだよ!」

日頃、私がカートで目指しているセットの方向と同じですね・・・
皆さんが思いつかないかもしれないセットをしているかも・・・

ヤフーニュース記事引用・・・

 3年連続でF1ワールドチャンピオンに輝いているレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、 近年のレッドブルのF1マシンが、フェルスタッペンのドライビングスタイルに合っているとの指摘について反論。 自分としても、与えられたマシンに適応する必要があると主張した。 フェルスタッペンは2021年から2023年の3シーズン連続でチャンピオンを獲得しているだけではなく、 3シーズン合計で66戦中44勝を挙げる圧倒的な強さを発揮。つまり、3戦のうち2戦で勝利し続けているわけだ。  一方でチームメイトを務めているセルジオ・ペレスは、この3年で5勝。 ペースの面でも、ペレスはフェルスタッペンに大きな差をつけられてしまっている。  この傾向は、何もペレスに始まったことではない。 それ以前にフェルスタッペンのチームメイトを務めたピエール・ガスリーも、そしてアレクサンダー・アルボンも、 フェルスタッペンには成績面で大きな差をつけられ、一度の勝利も挙げることができなかった。 そういう意味では、5勝しているペレスは、奮闘していると言えるかもしれない。  この結果については、レッドブルのマシンがフェルスタッペンのドライビングスタイルに合うように作られていることが 最大の要因だと指摘されることも多い。  motorsport.comの独占インタビューに応じたフェルスタッペンは、この指摘は誇張されていると感じていると発言。 自分としても、マシンを限界で走らせるために適応する必要があると主張した。 「『あなたのドライビングスタイルってどんなモノ?』と尋ねられても、それに答えるのは難しいんだ。 特定の状況や、マシンの好みなんかに適応できるかどうかが重要だからね」  そうフェルスタッペンは語った。 「何が欲しいと聞かれれば、そりゃあグリップが欲しいと答えるしかない。 欲しいモノはたくさんあるけど、現実的じゃないモノもたくさんある。だから、与えられたクルマに適応するだけだよ」  フェルスタッペンは、フロントのグリップが強力で、その一方でリヤが不安定なマシンをコントロールする 驚異的な能力を備えていると言われる。 しかしフェルスタッペンはこれについて、レッドブルは望ましいバランスを追求しているわけではなく、 単純に速いマシンを作ろうとしているだけだと主張した。 「シーズンを通じて、チームはマシンを速くするために、アップデートを投入していくだけだ。 特定のバランスの方向性に進もうとしているわけではない」 「アップデートによって得られるのは、全体的なダウンフォース、そして全体的なグリップだけだ。 マシンの挙動に満足しているけど、マシンが少しアンダーステア気味ならば、自分のドライビングで適応しなければいけない。 オーバーステアの場合も同様だ」 「それについては、問題なかったと思う。レースによって、オーバーステアやアンダーステアが大きくなる。 バランスに関しては常にバラつきがある。常にノーズが安定しているわけではないし、 一部のコースでは、好きなように走らせることはできない」  フェルスタッペンは、レッドブルRB19が予選よりも決勝に強かった理由については、よく分からないと言う。 「分からないね。でも、レースで何か魔法のようなことが起きているとも思わない」 「僕らは通常通りに相殺しているんだ。素晴らしい予選を過ごした後、良いとは言えないレースをしているチームもある。 ご存知の通りにね」 「もちろん、常にレースでのパフォーマンスに注目しているけど、予選で速く走れることも望んでいる。 でも、僕らがレースに集中するために仕事しているのは、何もおかしいことじゃない」