(ヤフーニュース記事引用)
今季限りで契約が切れるペレスは直近の数戦で不振に陥っており、去就が注目を集めていたが、レッドブルは既定路線だった契約延長を決断。公式ホームページ上で「チェコ(ペレスの愛称)と現在の契約を2年間延長し、チームの将来を託すことを発表する」と明らかにした。単年ではなく、ペレスが望んでいた複数年契約で決着した。 クリスチャン・ホーナーCEO兼代表は「チェコとの協力を継続できることを非常にうれしく思っている。ここ数戦は厳しく、グリッド上では混戦が見られるが、我々はチェコに自信を持っており、いつものように実績から来る調子とパフォーマンスを取り戻すのを楽しみにしている」と全幅の信頼を寄せた。ペレスも「この素晴らしいチームに、自分の将来を託すことができて本当にうれしい」と喜びを語った。 ペレスの複数年契約が発表されたことで、待望論が高まっていた角田の昇格は少なくとも26年まで消滅。角田は今季進化を遂げて評価が急上昇しているにもかかわらず、このままレッドブル・グループにとどまっても、大幅な規則改定で各チームの開発競争が激化する26年もトップチームで走ることはなくなった。そのため、今後は退団して他チームへの移籍を模索することが確実となった。 26年からホンダとコンビを組むアストンマーティンのほか、アルピーヌ、ハース、ウィリアムズも獲得に関心を寄せており、交渉が一気に進展する可能性もありそうだ。