ニュース記事引用・・・
1月26日から非公開で実施されている2026年のF1プレシーズンテスト。その4日目は初走行のアストンマーティンをはじめ6チームが走行した。 バルセロナ-カタルニア・サーキットで5日間の日程で実施されるこのシェイクダウンテストは、各チーム最大3日間走行することができる。4日目の時点で3日間のテスト日程を全て終えたチームのひとつがメルセデスで、彼らは非常に安定した走行を見せた。 メルセデスは前日も、ジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリが共に90周ずつを走破するなど順調だった。4日目もふたりが交代で乗り込み、ショートランとロングランを組み合わせながら新車への理解を深めていった。 ラッセルが記録した1分16秒6という非公式のタイムは4日目の最速であったが、もちろんこのテストにおいてタイムの速さは重要ではない。彼らにとって重要なのは、走行距離を積んでデータを集めることであり、その点において彼らは非常に充実した3日間を過ごしたことは言うまでもない。 W17の信頼性の高さを見せつけてバルセロナを去るメルセデス。ドライバーからのフィードバックも非常にポジティブなものであった。アントネッリはこう語る。 「間違いなく順調なので、自信と希望を持てた状態で(バーレーンテストに)向かうことができる」 「もちろんシェイクダウンの間には問題もあったけど、修正することができた。バーレーンでは最初からほぼ全力で臨めると思う」 また、レーシングブルズもこの段階で3日間の走行枠を使い切った。彼らは午前中にコースインし、リアム・ローソンがVCARB03をドライブしている。一方で、残りの8チーム(全日程不参加が決まっているウイリアムズを除く)はテスト最終日に走行することが可能となっている。 そしてこの日初登場となったのが、アストンマーティンのAMR26だ。エイドリアン・ニューウェイが同チームで初めて手がけたマシン、そしてホンダ製パワーユニットと自社製ギヤボックスを初めて搭載するマシンは、テスト4日目午後までデビューが遅れた。 塗装のされていないAMR26のステアリングを握ったのはランス・ストロール。テスト最後の1時間でコースインし、最終盤にはストップして赤旗の原因にもなるなどわずか5周のみの走行にとどまったが、ライバルとは一線を画す興味深い形状のサイドポッドとエンジンカバーが注目を集めている。なお最終日にはフェルナンド・アロンソが走行を担当する予定だ。 前年王者マクラーレンの新車MCL40は、オスカー・ピアストリがドライブ。ただ48周を走行した後にチームが燃料システムをチェックする必要が生じたため、午後はガレージで過ごす形となった。 ピアストリは「新しいマシンで再び走れたのは良かった。今年はどのチームにとっても課題が多いから、実際に走り出せたのは大きい。燃料系の問題で早めに終わってしまったけど、チームは明日に向けて修復に全力を尽くしている」とコメントした。 また、マクラーレンのパフォーマンス担当テクニカルディレクターのマーク・テンプルは「このマシンは非常に複雑だ。明日の走行に備え、問題の原因を完全に理解するためにガレージへ戻して分解する判断をした」と説明している。 ウエットコンディションの2日目に走ったフェラーリは、この日はドライコンディションで本格走行できる初の機会に。SF-26に乗り込んだルイス・ハミルトンは、アウトラップでは冷えたタイヤに苦しみスピンを喫したものの、その後は順調に周回を重ねて85周を走り込んだ。彼は多くの走行距離を重ねられたことに対して「素晴らしかった」と語っている。 その他、新規チームのキャデラックも2日目の走行を行なった。ドライバーはセルジオ・ペレスだった。 ハース、アウディ、アルピーヌ、レッドブルはこの日の走行に参加せず。最終日には走行を行なうと思われる。レッドブルについては、2日目にアイザック・ハジャーがクラッシュしたため、ミルトンキーンズからスペアパーツを空輸したとみられている。
