2026年のF1開幕戦オーストラリアGPの決勝レースが行なわれ、メルセデスのジョージ・ラッセルが優勝。メルセデス勢とフェラーリ勢により、激しい戦いが繰り広げられたが、戦略が勝敗を分けた。 新レギュレーションが導入されて最初のレースとなった今回のオーストラリアGP。レース序盤から、シャルル・ルクレール(フェラーリ)とジョージ・ラッセル(メルセデス)による抜きつ抜かれつの大バトルが繰り広げられた。 これはエネルギーの使い方の差によるものだが、これまでアクションが少ないと言われ続けてきたF1とは、まるで違うレースになったと言えよう。 しかしアイザック・ハジャー(レッドブル)がパワーユニットのトラブルでストップしたことで、バーチャル・セーフティカーが出動。フェラーリ勢がステイアウトした一方で、メルセデス勢なとはここでタイヤ交換。戦略が分かれた。 この時点でメルセデス勢は2ストップ、フェラーリ勢は1ストップを目指すかに思われたが、ラッセルはしっかりタイヤマネジメントを成功させて逃げ切り。アンドレア・キミ・アントネッリも、スタート直後にポジションを落としたが、最終的には2位。メルセデスが開幕戦で1-2フィニッシュを果たした。 ステイアウトの戦略が裏目に出たフェラーリ勢は、3位ルクレール、4位ルイス・ハミルトンであった。しかしメルセデスに唯一肉薄したチームと言えよう。 5位以下は大きく遅れた。昨年王者ランド・ノリス(マクラーレン)と4回のチャンピオンであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は5位争いを繰り広げるのが精一杯で、ハミルトンから30秒以上遅れてのフィニッシュだった。 このレースがF1デビュー戦となるアウディは、ガブリエル・ボルトレトが9位に入り、いきなりポイントを持ち帰った。 アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、17番グリッドからスタート。絶好の蹴り出しを見せて10番手まで浮上した。しかしペースは上がらず、徐々にポジションを下げていった。そして14周を走ったところでマシンにトラブルが認められたため、一旦ピットへ。その後何度かコースに復帰し、今後に向けたデータ収集に充てた。チームメイトのランス・ストロールも同様だった。
