RBの角田裕毅は序盤に接触事故に巻き込まれて順位を下げ、ペースを上げられぬまま7周でリタイアを決断した。 リタイアは第5戦中国GP以来で、これで3戦連続ノーポイントとなった。 決勝は16番グリッドからスタートしたが、ハースのニコ・ヒュルケンベルグに接触され、マシンにダメージを受けた。 ヒュルケンベルグは決勝中に10秒のペナルティーを科された。 フリー走行初日から不調だったレッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)は6位に終わり、 第11戦オーストリアGPから続く連敗は「6」に伸びた。 優勝は地元フェラーリのシャルル・ルクレール(モナコ)が飾り、第8戦モナコG以来の今季2勝目。 マクラーレンのオスカー・ピアストリ(オーストラリア)、ランド・ノリス(英国)が2、3位で続いた。 レッドブルはセルジオ・ペレス(メキシコ)も8位と振るわず、コンストラクターズ(製造者)ランキングのトップこそ死守したものの、 2位のマクラーレンに8点差に肉薄され、第17戦アゼルバイジャンGP(15日決勝)で首位陥落の恐れもある大ピンチに見舞われた。 ドライバーズポイントでも首位のフェルスタッペンが2位のノリスに62点差に迫られた。